感性論哲学
SENSIBILITY PHILOSOPHY
感性論哲学とは?
感性が生命の本質であり、人間の本質であり宇宙の究極的実在であるとする
「感性を原理とした哲学」です。
感性論哲学は、新しい生命観・人間観を基礎に成り立っている。
人間の目的は、人間らしい人間になることであり、本当の人間らしい人間になるためには、どうすればよいのかを提唱している。
感性論哲学では、本物の人間を目指す上で、人間の能力の中で感じる力、つまり「感性」という存在が持っている能力・原理というものを人生や人間の生き方において非常に大事なものだと考えている。
「感性」が持っている基本原理は自己保存の欲求・種族保存の欲求から出て来る人間的な生き方の原理、すなわち人間は意志を実現し、愛を実現するということであり、この二つを実現することを通して、人間は初めて本当の意味での幸福が実現できると提唱している・・・
人類の進歩を人間性において、人間の在り方において実現すること、人間性における進化を果たすこと、こういうものを感性論哲学は目指す。
つまり、人格を目標にして生きるという文化を作り出すことによって人類として進化を実現しようとして考えている。
詳しくは、感性論哲学提唱者 芳村思風氏公式ホームページにて
http://shihoo.p-kit.com/
芳村思風先生語録
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どんな出来事にも、意味があります。
過去の出来事や苦しかったことを「あんなことがあったから、こうなってしまった」ではなく「あんなことがあったからこそ、今がある」と考えられるかどうか。
「あんなことがあったからこそ、今がある」と考えられたとき、未来だけでなく、過去も変わる。
物ごとには、どんなものでも二つの側面があります。(両義性といいます)
臆病な人と慎重な人。頑固な人と意志が強い人。優柔不断な人と思慮深い人。行きありばったりと臨機応変。明るい人と軽い人。統率力がある人とワンマン。
同じような性格でも、プラス面を見るのとそうでないのとではん、全く違ってきます。
明るい人でも、いつもどんな時でも、どんな人とでもそうとは限りません。
解釈の仕方、立場や見方で変わります。
プラス思考だけでなくてもいい、時にはマイナス思考になるときもある。
プラスもいいし、マイナスもいい。出来事にはプラスもマイナスもない。
両方活かして、不完全に生きる。矛盾を内包した真実の世界を生きる。
命の痛みを伴った体験は、眠っていた潜在能力を目覚めさせ、経験として活かし人間を成長させてくれる。
人間力とは、ものごとの解釈力のことです。
人間が人間を信じて、信じて、信じぬいて生きることは、理屈を超えたものです。
理性と感性とを協力させなければなりません。バランスではありません。
「信じきる」は無自覚でできますが、「信じ抜く」ためには、理性的な努力が必要なのです。
人間は不完全な存在であるがゆえに、心ならずも失敗したり、罪を犯したり、ウソを言ったり、だましたり、裏切ったりする。
理性を使って、人間は不完全だから信じられないものだと認識すること。
その上で「理性的には信じられないものを、信じて、信じて、信じ抜いていく」という奇跡的な決断ができると、理性では考えられない事が起こる。
これが人間の真実の愛の姿です。
信じて、信じて、信じ抜いて生きることは、理屈を超えた愛です。
「信じる心」を「信じ抜く力」という愛の力に成長させなければいけないのです。
理屈を超えて、信じて、信じて、信じ抜いて生きると奇跡の扉が開いていくのです。
これが「愛の軌跡」と言われるものなのです。
信じる目が、人を生かす力となるのです。