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事業企画推進部ブログ
8.192017
GIVE=TAKE
話題に乗って、佐賀北高校野球部のエピソードをもう一つお伝えしたいと思います。
良く「GIVE&TAKE」という事を言いますよね。
特に「与えること」が大切であるということも、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
でも、ここでは「GIVE=TAKE」です。
佐賀北高校は甲子園で優勝したのですから、当然県予選から一度も負けていません。
そこで言われていたこと。
それは「佐賀北に負けたチームは、皆佐賀北のファンになる」
ということだったそうです。
そして、佐賀北に負けたチームのファンたちの応援力も、佐賀北を強くした要因の一つでもあるようです。
では、なぜ負けたチームがファンになっていったのか?
それは、佐賀北の選手はみんな、どんな相手であっても「ほめる」事を厭わなかったからです。
佐賀北の守備、相手がヒットを打てば、一塁手が、塁に立った選手に「ナイスバッティング!」と言う。
佐賀北の攻め、相手に三振を獲られたとき、「ナイスピッチング!」と言う。
無意識にか、意識的にか、そういうことを、プレーの中で言葉に出し、相手のプレーを賞賛したそうです。
そうやって褒められて、初めは戸惑いがあるかもしれませんが、だんだんと、自分のプレーを認めてくれる相手を
尊敬し、相手の良いところも探そうという「ミラー細胞」が働き、相手のファンになって行ったんだそうです。
だから、佐賀北に負けたチームは、負けた悔しさよりも、佐賀北の選手の言動に感動し、「佐賀北に勝ってほしい!」と、
「彼らを応援したい!」と思うようになり、最後にはその応援が彼らの力になったと言われています。
まさに、「GIVE」と「TAKE」が「=」になり、最後には皆が佐賀北を応援してくれるまでになったそうです。
佐賀北の選手のスキル、能力が高かったのは言うまでもありませんが、さらにそのチームを強くするための
周りを巻き込む力も、佐賀北の優勝に大切な要因だったんだと思います。
「GIVE=TAKE」与えることは、受け取ることでもあります。
ただし、こちらから「与える」事が先にあることには変わりありません。
「受け取る」事ばかりに終始せず、常に「与える」ということを意識することで、幸せな人生を歩んでいけることでしょう。
この事例から学ぶことも多々あります。
さて、甲子園もいよいよ大詰め!
高校球児の皆さん、最後まで頑張ってください!
教室でも、自分の目標に向けて熱く頑張る生徒たちを、一番近くで応援していきます☆