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事業企画推進部ブログ

GIVE=TAKE

話題に乗って、佐賀北高校野球部のエピソードをもう一つお伝えしたいと思います。

良く「GIVE&TAKE」という事を言いますよね。

特に「与えること」が大切であるということも、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

でも、ここでは「GIVE=TAKE」です。

佐賀北高校は甲子園で優勝したのですから、当然県予選から一度も負けていません。

そこで言われていたこと。

それは「佐賀北に負けたチームは、皆佐賀北のファンになる」

ということだったそうです。

そして、佐賀北に負けたチームのファンたちの応援力も、佐賀北を強くした要因の一つでもあるようです。

では、なぜ負けたチームがファンになっていったのか?

それは、佐賀北の選手はみんな、どんな相手であっても「ほめる」事を厭わなかったからです。

佐賀北の守備、相手がヒットを打てば、一塁手が、塁に立った選手に「ナイスバッティング!」と言う。

佐賀北の攻め、相手に三振を獲られたとき、「ナイスピッチング!」と言う。

無意識にか、意識的にか、そういうことを、プレーの中で言葉に出し、相手のプレーを賞賛したそうです。

そうやって褒められて、初めは戸惑いがあるかもしれませんが、だんだんと、自分のプレーを認めてくれる相手を

尊敬し、相手の良いところも探そうという「ミラー細胞」が働き、相手のファンになって行ったんだそうです。

だから、佐賀北に負けたチームは、負けた悔しさよりも、佐賀北の選手の言動に感動し、「佐賀北に勝ってほしい!」と、

「彼らを応援したい!」と思うようになり、最後にはその応援が彼らの力になったと言われています。

まさに、「GIVE」と「TAKE」が「=」になり、最後には皆が佐賀北を応援してくれるまでになったそうです。

佐賀北の選手のスキル、能力が高かったのは言うまでもありませんが、さらにそのチームを強くするための

周りを巻き込む力も、佐賀北の優勝に大切な要因だったんだと思います。

「GIVE=TAKE」与えることは、受け取ることでもあります。

ただし、こちらから「与える」事が先にあることには変わりありません。

「受け取る」事ばかりに終始せず、常に「与える」ということを意識することで、幸せな人生を歩んでいけることでしょう。

この事例から学ぶことも多々あります。

さて、甲子園もいよいよ大詰め!

高校球児の皆さん、最後まで頑張ってください!

教室でも、自分の目標に向けて熱く頑張る生徒たちを、一番近くで応援していきます☆

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