AKARI
SUGIMOTO
杉本 愛佳里(2016年入社)
Oct 21, 1997
趣味
・スポーツ観戦、ショッピング
特技
・バスケット
座右の銘
・たった一度きりの自分の人生

【今の自分で留まるのではなく、より以上を目指す自分に成長できた】

私は、中学生の時から明光義塾に通い始め、大学受験までずっと通塾をしていました。

その時は、初めて会った人とはほとんど話すことができないくらい人見知りでした。仲の良い友だち、仲の良い先生と楽しく話ができれば、それで良いと思っていたこともあり、自分から人と仲良くなろうと行動することはなかなかありませんでした。元々、わざわざ苦しい思いをして問題を乗り越えなくても別の道に進めばいいと考えていたからだと思います。自分がいる、その場所で満足できればいいかなと。

しかし、このアルバイト講師を始めたことで、コミュニケーション力が大きく変わったと思います。講師になってからは、自分から話して生徒の緊張をほぐし楽しい授業をしたいと思ったことで、自ら積極的に話すようになりました。今は相手が話しやすい場の雰囲気づくりや態度も意識するようになりました。また、問題や悩みの捉え方も変わったと思います。思えば、「ここで良いかな」と進んだ道には、いつも後悔があった気がします。この会社で、生徒から講師になり、いろんな問題とぶつかることで、問題を乗り越える経験をさせていただいてから、問題は自分が成長できるチャンスであり、問題と向き合っている自分にも乗り越えた自分にも自信を持てることに気づくことができました。

 

なぜこのように自分が成長していると実感できるのか、考えてみると、この会社の理念、考え方が根底にあると思います。

私は人の個性を否定せず、尊重するこの会社が大好きです。人には長所と短所が半分ずつ、だから得意な人が苦手な人を助ければいい、助けてもらったら感謝の気持ちを伝える、人はみんな不完全だから。とても素敵な考え方だと思います。私はこの考え方で、関わる人の長所を見つけられるようになるとともに、ありのままの自分のすべてを受け入れられるようになりました。そしてこの会社には、ありのままの自分を受け入れて応援してくれる環境があります。だから、私は、未知の領域に挑戦する勇気を持つことができるようになったと思います。挑戦しなければ味わうことができなかった感動や達成感もありました。この会社は新しい自分にも出会える会社です。

 

 

実際に講師としてやってみて、たくさんの嬉しいこと、やりがいを見つけることができました。

私が講師になって初めての定期テストの時、担当していた生徒が自己最高得点をとってくれました。テストを手に持ち、教室に入ってすぐに「先生!40点とれたよー」と満面の笑みで言ってくれました。私は初めてのテスト対策で、授業の仕方や教え方、宿題の出し方など試行錯誤しなければならない上に、生徒との信頼関係を築く必要もありとても不安でした。生徒の成長だけではなく、私自身も生徒のテスト対策を通じて成長することができ、生徒の笑顔を見ることができた時は本当にうれしかったです。その生徒が今年高校に入学し、入学式の後に制服を見せに来てくれました。高校の制服を着て、大きく成長した姿を見たとき、一年間関わることができてよかったと心から思いました。

やはり、講師をしていて、生徒の成長を感じられた時、頼ってくれた時には、とてもやりがいを感じます。学習塾である以上、テスト結果が上がっていた時はとてもうれしいです。生徒のとびっきりの笑顔を見ると、元気をたくさんもらうことができます。でもそれ以上に関係を深めていく中で、勉強との向き合い方や物事の考え方が前向きになり、主体的に行動を起こしてくれるようになったときや、うれしかったことを報告してくれたとき、ありがとうと言ってもらえたとき、関わってきてよかったなと思います。生徒がうれしいと思えたことを共有でき、本気で向き合えば向き合うほど生徒も応えてくれることにやりがいを感じます。また、勉強のことだけでなく、部活、友達、家族のことなどさまざまなことを相談されることもやりがいの一つです。

 

 これから、なりたい自分に近づくためには、多様な価値観を持ち自分を高めることが必要です。そのために、これまで以上にボランティア活動や火の国わくわくなでしこ隊の活動に積極的に参加したいです。昨年ボランティアに参加した際、そのボランティアでしか体験できないことを体験することができました。私は将来の夢は助産師です。ボランティアの中でも、赤ちゃんやお母さんと関われるボランティアに挑戦したいです。火の国わくわくなでしこ隊では新たな出会いがたくさんあります。素敵な大人の女性の方々の刺激を受け、私も女性としての人間力磨きをしたいです。私は新しい経験と出会いが自分を大きく成長させると思っています。大切な機会を逃さないようにがんばります。

 

応募者へのメッセージ

教えることは苦手だから,塾講師には向いてないと思っている人は多いかもしれません。私も上手に教えられるかどうか不安でした。しかし私は一年間講師をやってきて、大切なことは生徒のことを想う気持ちだということに気づきました。関わる生徒がもっと成長できるためにはどんな関わり、教え方をすればよいか考えているうちに、教える力はついてくると思います。自分の関わりで生徒の人生をより幸せな方向へ導くことができるかもしれない、こんな素敵なアルバイトはなかなかありません。

生徒の成長を応援できるだけではなく、授業やミーティング、研修を通して自分の成長もすることができます。実際私もPDCAサイクルを回す力や自信を持って話す力をつけることができました。向上心あふれる仲間がもっともっと増えればいいなと思います。