KEISUKE
IHARA
井原 慶亮(2007年入社)
Jan 26, 1982
趣味
・映画鑑賞
特技
・ボーリング、食べること
座右の銘
・できない言い訳より、できるためのことを考える

【生き方を変えてくれた人たちと職場】

一匹オオカミ

私は人と交わることを好まず、人の言うことを否定的にとらえることが多い人間だったと思います。もともと高校時代から根暗な性格で、友人との交流もあまり好まない性格でした。しかし、勉強だけは自信があり、これだったら志事(しごと)としてやっていけるのではないかと思い、始めたのがこの教室長としての志事(しごと)です。

志事(しごと)を始めた時から、実績は自己責任、その結果にはまわりからとやかく言われたくない、周りの人のミスはその人のせい、志事(しごと)とはそうあるべきだと思っていました。だからこそ、自教室のことをたとえ上司から指摘を受けたときも素直に受け止められず、入社当初は副社長(千鶴子社長 ※当時は専務)と何度もぶつかったのを覚えています。結局のところ、人とのコミュニケーション面で自己肯定感の低い私は人との関わりを避けていたんだと思います。

 

そんな自分が今ではプラス思考になり、社員・仲間と喜びを共有したり、人に責任を求めるのではなく自分に矢を向けて考える思考に変化してきました。以前は、なにをやるにしてもネガティブな思考で、どちらかというとやらないための理由、つまり言い訳をしていました。社員の仲間が結果を出しても素直に喜べず、悔しさやねたみを持っていました。また、志事(しごと)でうまくいかないことがあれば一緒に働く講師に責任を課したり、今思えば恐ろしい人間だったと思います。

 

そんな私が変わってきたきっかけとして、①浩之会長の可能思考 ②千鶴子社長の関わり ③経営哲学である感性論哲学との出会い この3つが私にとって大きいです。

 

浩之会長は私が入社する前から他社の方々にも「ミスター可能思考」と言われるほどに、どんな困難も苦しい顔ひとつせず、乗り越えていかれていたと聞いています。入社してからのエピソードでも熊本の街全体を巻き込んだ世界一の「打ち水」、地元玉名の街おこしとして市や町のみなさんとお祭りや地元の特産物の認知拡大、さらには様々な業種の経営者の方々とも協力した事業も展開され、今では国家プロジェクト並みの竹事業にも挑戦されています。いかなる時でも愚痴不満を漏らさず、咲顔(えがお)で挑戦し続け、目標を達成されていく浩之会長の後ろ姿を見てきました。その姿を見て、素直にかっこいいと思い、私もそんな生き方をしていきたいと尊敬し憧れの存在です。浩之会長の輝く背中を見て、私もそうありたいと志事(しごと)に打ち込み、一つひとつのことを乗り越えていくことで成長してきました。その成長とともに、「やればできる」という気持ちから私もいつしかプラス思考になっていたと思います。

 

千鶴子社長は社員からは第2の母といわれるほど、愛情深い素敵な女性です。入社当初、なにかあるとできない理由をならべ、トップの発信にも不満を漏らしてご迷惑をおかけしてきました。多くの会社ではこんな社員なら厳しい指導があったり、ひどいときには処罰を受けたりとなってしまうかもしれません。ですが、千鶴子社長は一つひとつのわだかまりに一切妥協されることなく、私が納得できるまで話を聞いてくださり、納得いく話をしてくださいました。千鶴子社長は教室長として生徒とどう関わっていけばいいか、保護者の心理、部下や講師への関わり方、人間関係としての在り方、心の在り方をたくさん教えてくださいました。人とのコミュニケーションが苦手な私にとっては逃げ出したくなる場面も多くありましたが、その気持ちを責めることなく、どう乗り越えていけばいいのか愛情を注いで教えてくださいました。それは入社当初から今でもずっと変わっていません。千鶴子社長は志事(しごと)に限らず、社員の誕生日には欠かさず電話やメッセージをくださいますし、社員のプライベートなことでも親身になって相談に乗ってくださいます。そんな何にでも目の前のことに一生懸命で全力投球されている千鶴子社長の言葉だからこそ、人をなかなか信じない私が人の長所を見て人を信じていけるようになってきたのだと思います。

 

 

3つ目は芳村思風先生の「感性論哲学」です。この哲学は浩之会長・千鶴子社長がサクセスリンクの経営哲学として取り入れられているものですが、正直、私は哲学には興味を持っていませんでした。はじめは講演会に参加する中でもどこか否定的で受け入れきれないことも多かったです。しかし、「人間は誰でも長所半分・短所半分」「問題は、あなたを苦しめるためではなく、成長させるためにある」「あきらめない限り失敗はない」他にもたくさんの考え方を学んできました。その中でも「問題は成長のためにある」が一番、志事(しごと)の力になっています。入社当初は玉名教室も在籍生徒数38名というところからスタートし、生徒との関わり、保護者との関わり、時代の流れを見た運営の変化、たくさんのことをこの思考をもとにしながら、千鶴子社長にも関わっていただく中で、成長してきました(過去最高329名の生徒数まで成長)。現在、明光義塾全国2位(2100教室中)の在籍生徒数にまで成長できたのは、この感性論哲学も大きな要素だったと思います。

 

私たちの会社はお客様に喜んでいただくことはもちろんですが、働いている私たちが自己実現していけるように成長していける会社だと思います。人と交わることを避けていた私がここまで成長し、人と喜びを分かち合うことに喜びを感じられるようになったのもこの会社にいたからだと自信を持って言えます。私自身がこの会社で大きく成長してきたように、誰にでも成長の機会があると思います。私は生徒とともに、私たち社員も自己実現に近づけ、生きる意味と価値を感じられるようになりました。今は玉名教室を日本一にし、サクセスリンク(株)が実践している人物教育が全国に広がっていくことを目標にしています。そして、いずれは自分自身がオーナーとなり、サクセスリンクと同じように人物教育を広げていく仲間としてがんばっていきたいと思っています。

応募者へのメッセージ

私はサクセスリンクは人間として成長できる最高の会社だと思います。もともと私は根暗で高校時代も人とあまり積極的に話すタイプではありませんでした。ですが、こんな自分でも浩之会長・千鶴子社長は私の長所を見つけてくださり、どんなに私が浩之会長・千鶴子社長と意見が対立してもしっかりと考えを受け止めてくださりました。社員の成長、社員の自己実現を本気で考えていただける素敵な会社です。自分は何のために働くのか、何のために生きているのか、どんな人間になりたいのか、働いていく中でその答えが見つかると私は思います。ただ働いているだけでは気づけなかったことに私は気づくことができました。自分自身も成長しながら、人の役に立っている実感も得られる最高の会社です。